3つのバランスが大切!
人間の腸内には、悪玉菌と善玉菌、そして日和見菌の三種類が存在しています。
悪玉菌というと悪の根元というイメージが強いですが、この3つの菌のバランスが保たれている限り、悪玉菌も悪さをするわけではないのです。
しかし、ある理由から善玉菌よりも悪玉菌が増えてしまうと、増加した悪玉菌が身体に悪影響を及ぼすようになります。
現代人は、ともすれば善玉菌よりも悪玉菌の方が増えやすい環境にあると言えます。
悪玉菌はどうして増えるの?
何故、善玉菌よりも悪玉菌が増えてしまうのでしょうか。
それは、現代人の食生活や生活習慣に大きな原因があるのです。
現代の食生活は、肉食やファーストフードを食べる機会が多く動物性脂肪やタンパク質の摂りすぎ、糖分の過剰摂取によって、腸内が腐敗してしまいます。
それに加えて、野菜などに含まれる食物繊維を摂取する機会がぐっと減ってしまったために、腸内の老廃物が排出出来ずに更に悪玉菌の増加を招いてしまうのです。
また、こうした食生活とともに運動不足やストレスも悪玉菌が増える原因の一端を担っています。
運動不足は、腸の動きを鈍らせ便秘を促進しますし、ストレスは腸のバランスを乱してしまいます。
こうした現代人の食生活や生活習慣が、善玉菌よりも悪玉菌が増えてしまう原因となっているのです。
善玉菌を効率良く増やすには?
腸内の善玉菌を増やすには、まず善玉菌そのものである乳酸菌などが含まれた食品やサプリを直接摂取することがあげられます。
しかし、それだけでは効果的に善玉菌を働かせることは出来ません。
善玉菌を活性化させるためには、善玉菌を摂取する他にも、善玉菌のパワーの源となるオリゴ糖やグルコン酸などの成分も一緒に摂取する必要があります。
これらは善玉菌ではないものの、大腸まできちんとと届くため、大腸で善玉菌のエサとなり善玉菌の働きをサポートするという大切な役割をになっているのです。
ですから、善玉菌を増やすためには、善玉菌そのものである乳酸菌などにプラスしてエサとなるサポート成分も一緒に摂取すると効率的に善玉菌を増やすことが可能となります。